HOME アップデート情報 Webミーティングなどで画面共有する際の透かし文字を暗号化して表示 2022/03 新機能 Webミーティングなどで画面共有する際の透かし文字を暗号化して表示 PCの画面上に表示する内容を暗号化して出力することが可能になりました。 これまで、PC上にウォーターマーク(電子透かし)として表示できる内容は、ユーザー名やIPアドレス等で、その内容をそのまま表示していました。 今回のアップデートにより、表示内容を暗号化することが出来るようになりました。 その為、表示されているものを見ても何の情報が出ているか分からず、漏洩が発覚した際にその画像から表示されいてる管理者のみが確認できるようになりました。 外部での作業時や、Webミーティングの画面共有時、またはWebCamウォーターマークの利用時にIPアドレス等を直接表示していることで、会社の設定状況などが知られてしまう可能性もございました。暗号化して表示することで相手には直接知られることなくウォーターマークとして表示させることができるようになり、透かしを出すことでのセキュリティリスク軽減が可能になりました。 暗号化され表示されたテキストは、そのテキスト内容を専用のアプリケーションに入力することで元のテキストを確認することが可能です。 これまでのメリットを維持しつつ、セキュリティ強化も計れる便利な機能ですので、是非ご利用ください。 管理コンソールからの設定方法 Webコンソール(管理画面)から、「ポリシー管理」-「画面ウォーターマーク」と進み、変更したいポリシーの修正ボタンをクリックすることで設定することが出来ます。 上部の「テキストウォーターマーク指定」から、「メタテキスト」をクリックします。 「メタテキスト」では、出力日付および時間表示、ユーザー情報など、ユーザー毎に固有表示されるウォーターマーク(電子透かし)を選択できます。 表示させたい内容に2つのチェックボックス「選択」と「暗号文」にチェックを入れます。 ※ 暗号化せずに表示して問題ない場合(日時等)は、「選択」のみチェックを入れます。 今回は時間は通常の表示、ログオン名を暗号文で表示できるようにチェックを入れました。 そうすると、テキストウォーターマークの部分には下記のように表示されます。 色や大きさ、反復表示、位置や透明度等、これまで通り設定をしたあと、ポリシーを保存して完了です。 実際の表示方法と確認方法 それでは、実際の表示方法を確認してみます。 下記は、画面中央に設定した情報を表示されるようにしました。 1行目に時間、2行目にログオン名を暗号文で表示をしています。 2行目の文字列がログオン名になっているか、確認するには専用のアプリケーションをダウンロードする必要があります。 ダウンロードするには、先ほどのメタテキストを選択する際の「暗号文の解析には、このリンクをクリックして暗号文の解読プログラムをダウンロードしてください。」をクリックします。 ダウンロードしたファイルから、「DecryptCipher.exe」を開くと、ログイン画面が出てきます。 ご利用いただいているスクリーンウォーターマークアカウント情報を入力します。 ログインが完了すると、下記画面が出てきます。 下記画面から、暗号文をテキストへ変換ができます。 暗号文を複合化するには、上部の2項目を入力します。 ●Encrypt key 暗号化キーを入力します。暗号化キーの確認方法は下部にて説明いたします。 (お客様のスクリーンウォーターマークアカウント情報と、暗号化キーを基に複合化します。) ●Cipher text 暗号文を入力します。 今回は「663A4235」を入力します。 上記入力完了後、[Decrypt]ボタンをクリックすると、「Plain text」に復号化された文字がでてきます。 (今回はユーザー名である「test」が出てきました。) このように、暗号化された内容が画面に表示されますが、専用のアプリケーションを使用することで復号化することができます。 暗号化キー確認方法 復号化する際に使用した暗号化キーの確認は、Webコンソール(管理画面)の「環境設定」-「暗号化キー設定」から確認することができます。 よりセキュリティが強化された「スクリーンウォーターマーク」をぜひご活用ください 今回のバージョンアップにより、ウォーターマーク(電子透かし)として表示する内容を暗号文で表示することができるようになりました。 これで「情報を表示したいが、相手に知られたくない」という場合にも表示することが出来るようになり、よりセキュリティ性を高めることが可能になります。 設定は管理コンソール(Webコンソール)から簡単に設定できます。 「スクリーンウォーターマーク」では、より使いやすい仕様へ定期的にアップデートを行っております。 情報漏洩対策に、ぜひ「スクリーンウォーターマーク」をご活用ください。 Tweet 指定したURLへアクセスしたときだけウォーターマーク(電子透かし)を表示する機能...