画面キャプチャの画像を加工されても情報が残る電子透かし

スクリーンウォーターマーク

『情報漏洩』という視点で企業内部の情報資産やリスクについて考えてみますと、漏洩への抑止から漏洩後の調査に至るまで、
広範囲での検討が必要になってくることが分かります。その情報漏洩の状況について見ていきながら、ScreenWaterMarkの
情報漏洩対策に役立つ機能をご紹介いたします。

 

機密情報の漏洩先
 機密情報の一つとして「営業情報」にスコープをあてて見ていきます。
 実際の機密情報漏洩先について、「営業情報の漏えい先」として以下のグラフのような調査結果があります。
 漏洩先の多くが、国内競合他社や競合以外の企業となっています。
 この情報から見て取れるのは、企業情報(機密情報)漏洩リスクが身近にあり、意図的に他社の機密情報を
 取得したいと考えている企業が存在しているということになりそうです。

<営業情報の漏えい先>

出典:IPA_企業における営業秘密管理に関する実態調査2020[営業機密の漏洩先]

 実際にこのような機密情報取得が行われていると考えるとゾッとしますが、実際にそのような実態は存在し、
 そのターゲットが自社に向けられている可能性もあるということが、よく分かります。

 

機密情報漏洩による推定損害額
 以下グラフでは、いくつかの業種別に分けて営業秘密漏洩による推定損害額を表しています。
 その半数近くが1000万円を超過し、1億円以上の損害額を想定している企業が少なくないことに驚かされます。

出典:IPA_企業における営業秘密管理に関する実態調査2020[営業機密漏洩による推定損害額]

 

機密情報漏洩の脅威
 更には、営業機密(機密情報)の漏洩に関して現在脅威と感じ、対策が必要と考えられているものとして、
 自社従業員の機密情報扱いや体制の不備、スキル不足、委託先での不正・・・などなど、業務に従事する人物の
 判断に依存した状況から、機密情報の漏洩に繋がるリスクがあることも見えています。 

 これだけ多くの情報漏洩についての状況が見えていますと、何かしらの対策を早急に進めて行く必要性が
 あることは明らかです。

出典:IPA_企業における営業秘密管理に関する実態調査2020[営業機密の漏洩に関して、現在脅威として感じ、対策が必要と考えているもの]

 

 当社で取り扱っているScreenWaterMark では、PC画面の撮影や、画面キャプチャによる情報漏洩を抑止する役割を
 より強化する為、画面キャプチャ時の機能として特殊な機能を持っております。
 ScreenWaterMark による透かし文字機能とは別の、画面キャプチャした画像データに『見えないウォーターマーク』を
 埋め込む機能をご紹介していきます。

 

見えない電子透かし(Invisible Watermark(インビジブル ウォーターマーク))の技術
 ScreenWaterMark 活用による情報漏洩を防ぐ対策に加えて、キャプチャされた画面画像自体が流出した場合、
 流出ものを特定する手助けとなる機能です。

 情報漏洩防止に向けた対策を取りつつ、流出した際の原因の特定、そこからの再発防止策の策定に至るまで、
 情報漏洩に関するリスク対策を先々まで検討される場合、ご活用頂ける機能になります。

 

漏洩ファイルから埋め込んだ情報を読み込み
 
ScreenWaterMarkのエージェントプログラムをインストールしてるPCで画面キャプチャ(スクリーンショット)を取られた場合、
 その画像データに任意の情報を埋め込むことが可能です。
 その画像をファイルとして保存し、そのデータが外部に漏洩した場合、「どこで」、「だれが」キャプチャしたものなのか、
 特定するための手掛かりとなります。
 埋め込まれた情報を確認するのは、専用のアプリケーション(ツール)のみ可能です。

 

漏洩画像データが加工されても残る電子透かし情報

 例えば、ScreenWaterMark使用のPCでキャプチャ保存された画像ファイルがあるとします。
 悪意のある使用者はキャプチャ画像を加工して「透かし文字」の削除を行うかもしれません。
 それでもファイル自体には「電子透かし」情報が残り続けます。

 その後、漏洩されたファイルを入手できれば、ファイル内の電子透かし情報から、そのファイルが
 どこから流出したのかを特定することが可能です。
 (※ 予め電子透かしの設定として、IPアドレスやアカウント名など、特定可能な情報を設定していた
 場合に限ります)

 これがタイトルにもあります『キャプチャ画像の透かし文字を消されても情報が残る電子透かし
 です。

 ファイルに残る電子透かし情報は特定のツールでのみ表示することが可能であり、入手したファイルを
 専用ツール上へドラッグ アンド ドロップするだけで表示できます。 
 (ツールは管理者のみが管理サイトからダウンロード可能であり、ツール起動時にも管理者アカウントや
  パスワードなどが必要になります)

 

目に見えないウォーターマーク(電子透かし)

 電子透かしの詳細については、下方リンクにてご紹介しております。
 ご参照ください。

目に見えないウォーターマーク(電子透かし) – スクリーンウォーターマークの新機能 –

 

30日間無償試用版で情報漏洩効果をご体験下さい

簡単な設定で、画面や印刷物にウォーターマーク(電子透かし)を表示させることができるのが、
「ScreenWatermark(スクリーンウォーターマーク)」です。

コロナ禍でテレワークやWebでの打合せが急激に増加してきた今の時代にマッチした製品になっています。

「ScreenWatermark(スクリーンウォーターマーク)」を無料でご体験頂けるように無償試用版をご用意しております。
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