• 2021/01
  • 機能改善

スクリーンウォーターマーク実行制御の強化

Windows 10 において、PC起動時にユーザーがスクリーンウォーターマークの起動をオフにできないように、実行制御機能の強化を行いました。

これまでもPC起動時にスクリーンウォーターマークのエージェントプログラムは自動で起動される仕様となっていましたが、Windowsの設定「スタートアップアプリ」からエージェントプログラムの起動をオフに設定することができていました。
ユーザーが自由にエージェントプログラムの起動、未起動を選択できないように、実行制御機能の強化を行いました。

この強化により、エージェントがインストールされているPCにおいて、PC起動時に無条件でスクリーンウォーターマークが表示されるようになります。

ウォーターマークの表示により、常にPC起動時から、PC画面のカメラによる撮影防止、不正な画面キャプチャ(スクリーンショット)取得防止につながります。もちろん、印刷時にはウォーターマークも表示され、画面キャプチャ(スクリーンショット)や印刷時のログ等も取得できます。

テレワーク等の様々な働き方における内部不正行為防止に、隙なく効果を発揮するようになります。

ユーザーによるエージェントプログラム起動制御の無効化

PC起動時にスクリーンウォーターマークの起動制御をユーザー側で出来なくすることでPC起動と同時に、スクリーンウォーターマークが必ず起動されます。
バージョン5.2.0.2以降で有効になっています。Webコンソールでの設定は不要です。エージェントプログラムのバージョンアップを行うことで強化版をご利用いただけます。新たにお申込みいただいたお客様は無効化されたもので提供しております。

スタートアップアプリからの起動制御確認方法

実際にオフにならないか、エージェントがインストールされているPCのスタートアップアプリから確認ができます。

①Windows 10 で、スタートアップアプリを開き、「xSeSWMark-Client」を確認します。

「オン」になっているところをクリックし、「オフ」にしようとしても「オン」に戻ります。

「オフ」にできないので、ユーザーのPC起動時に必ずスクリーンウォーターマークが起動します。

管理者用パスワードを知らないと、ログオフすることはできないため、ユーザーはPCが起動している間はスクリーンウォーターマークが常に起動している状態となります。

※この設定は、スクリーンウォーターマークのエージェントプログラムバージョンが「5.2.0.2」以上でご利用いただけます。管理者画面からの設定は必要ありません。

情報漏洩対策は「スクリーンウォーターマーク」で

「スクリーンウォーターマーク」は、PC画面や印刷物に透かしを表示したり、画面キャプチャ(スクリーンショット)の制限をすることができます。
透かし(ウォーターマーク)は、位置や大きさ、透明度等を自由に設定でき、テキストの他に画像も表示できます。画面キャプチャ(スクリーンショット)のログを取得することも可能のため、誰が、いつ、どのような画面をキャプチャしたか、確認することができるソリューションです。

これはユーザーのPCでは常に実行されていることでその効果が隙なく発揮できるものとなります。その為、実行制御の強化を行いました。
今回のように常に効果を最大限発揮できるようアップデートを行っていますので、PC画面の情報漏洩対策は「スクリーンウォーターマーク」にお任せください。