• 2021/11
  • 機能改善

スクリーンウォーターマークのエージェントログオン方法変更

スクリーンウォーターマークのエージェントログオン方法は5つあります。
そのうちの1つに、自動ログオンする「匿名」ログオンという方法がありました。これは、匿名ログオンということでエージェント起動時にユーザーIDやパスワードを入力する必要が無く、ユーザーに負荷なく利用できるログオン方法でした。
しかし、ユーザーIDなどを入力しない為、ユーザー名(ログイン名)を画面に透かし文字(ウォーターマーク)として表示することができませんでした。

今回のアップデートにより、匿名ログオンのユーザーID等の入力作業がいらないという、良いところだけを残して、且つ、ユーザPCのログオンアカウントをエージェントのアカウントとして利用する(ユーザIDなどを入力しなくても、ユーザー名が透かし文字として表示できる)ことができるようになりました。
ログオン操作なく、PCのログオン名を透かし文字としてPC画面に表示することができるようになります。

管理コンソールからの設定方法

Webコンソール(管理画面)から、「環境設定」-「Agent logon方法設定」から設定することができます。

「Agent logon方法設定」上部にある、「PCログオンアカウントをエージェントのアカウントとして使用します。」にチェックを入れます。

最後に、右上にある「保存」をクリックすると、設定が完了します。

ユーザPC画面からの確認方法

上記設定を行い、反映された状態でユーザー側PCを見てみます。

ユーザー側PCにて、スクリーンウォーターマークが起動していると、タスクバーの中のツールバーから、スクリーンウォーターマークのアイコンが確認できます。
このアイコンを右クリックすると、メニューが出てきます。

メニュー内の「ユーザID」を見てみます。

ユーザIDは「test」となっています。

次に、PCのログオンアカウントを確認します。

ユーザ名は「test」となっており、エージェントのユーザIDと一致しています。

スクリーンウォーターマーク起動時にはログオン画面は出てきませんでしたが、ユーザPCのログオンアカウントがそのままエージェントのアカウントとなっています。

Webコンソール(管理画面)から、「組織および使用者管理」を確認してみます。

ユーザとしてきちんと認識され、自動的にスクリーンウォーターマークのユーザーとして登録されています。(自動登録の為、部署名は「WORKGROUP」と設定されます。登録後に変更することが可能です。)

また、この場合のウォーターマークは、Webコンソール(管理画面)からポリシー割り当てを行わない限り、基本ポリシーとして設定されているポリシーが適用されます。
個別のポリシーを設定したい場合は、ポリシー割り当てを行ってください。

ログオンしなくても利用できる「スクリーンウォーターマーク」をぜひご活用ください

これまでスクリーンウォーターマークの活用にはログオンが必要でしたが、今回の変更により、ログオンせず利用が可能になりました。
またユーザPCのログオン名を表示することが可能になり、ユーザからは利用がしやすくなり、ユーザ名を画面に表示することが可能となったので、情報漏えい対策もより強固なものとなりました。

設定も管理コンソール(Webコンソール)から簡単に変更が可能です。

画面からの情報漏えいを防ぐことができる、「スクリーンウォーターマーク」をぜひご活用ください。