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2021/07
- 新機能
ウォーターマーク表示方法を細分化
ウォーターマーク(電子透かし)の表示方法が細分化されました。
これにより、ご利用環境に合わせて、ウォーターマーク(電子透かし)の表示方法を選択いただけるようになりました。
設定次第で、昨今増加しているWebミーティング(ZOOM、Microsoft Teams、Google Meet等)におけるウィンドウ(プログラム)を指定での画面共有など多様な画面共有方法においても、ウォーターマーク(電子透かし)を表示することが可能になっています。
ウォーターマークを表示するウィンドウ(プログラム)が指定できるようになったことで、「画面に常ウォーターマークが表示されいてると作業の邪魔になるのでは?」と感じている、セキュリティ面を強化しても作業へ影響は可能な限りなくしたいというお客様にもご活用いただけるのでないかと思います。
具体的には、下記4種類となります。
- モニターにウォーターマーク(電子透かし)を表示
- デスクトップおよびすべてのウィンドウにウォーターマーク(電子透かし)を表示
- 登録したウィンドウを除いて、すべてのウィンドウにウォーターマーク(電子透かし)を表示(デスクトップにはウォーターマーク(電子透かし)が表示されません)
- 登録した一部ウィンドウにのみウォーターマーク(電子透かし)を表示
1つずつ説明していきますので、ご利用環境に合わせてご選択ください。
1.モニターにウォーターマーク(電子透かし)を表示
画面(モニター)全体にウォーターマーク(電子透かし)が表示されます。
画面(モニタ)の最上位層(最上位レイヤー)にウォーターマーク(電子透かし)があるイメージです。ウィンドウ(プログラム)を意識することなく、画面上全てに透かし文字を表示させたい場合にご利用ください。
注意点として、これは各ウィンドウ(プログラム)に透かしが映し出されているわけではなく、ZOOMやMicrosoft Teams、Meet等で、ウィンドウ(プログラム)を指定して画面を共有した際、ウォーターマーク(電子透かし(透かし文字、透かし画像))が共有先に表示されません。
その為、ZOOMやMicrosoft Teams等で画面共有を行う必要がない場合にご活用ください。
<表示イメージ>
2.デスクトップおよびすべてのウィンドウにウォーターマーク(電子透かし)を表示
ウォーターマーク(電子透かし)は、デスクトップおよびすべてのウィンドウ(プログラム)に表示されます。
この表示方法では、管理者がウォーターマーク(電子透かし)を表示しないウィンドウ(プログラム)を指定することができます。
秘匿情報を表示することはないプログラムが明確で、作業効率に影響を与えないようウォーターマークを表示させたい場合、ご利用ください。
ウィンドウ(プログラム)、デスクトップそれぞれウォーターマークが表示されているので、ZOOMやMicrosoft Teams、Google Meet等で全画面共有をしても、ウィンドウ(プログラム)していで画面共有しても共有先にウォーターマークを表示することが可能になります。
ZOOMやMicrosoft Teams、Google Meet等で画面共有を行う必要がある場合に選択してください。
<メモ帳のみウォーターマーク非表示設定した表示イメージ>
上記では、メモ帳にはウォーターマーク(電子透かし)が表示されないよう設定しています。デスクトップにウォーターマークが表示されないことが分かります。
3.登録したウィンドウを除いて、すべてのウィンドウにウォーターマーク(電子透かし)を表示
ウォーターマーク(電子透かし)は、ウィンドウ(プログラム)上にのみ表示されます。
デスクトップにはスクリーンウォーターマークの表示はなく、ウィンドウ(プログラム)にのみウォーターマークが表示されます。管理者はウォーターマーク(電子透かし)を表示しないウィンドウ(プログラム)を指定することができます。
前述の「デスクトップおよびすべてのウィンドウにウォーターマーク(電子透かし)を表示」表示方法と似ていますが、この表示方法ではデスクトップにはウォーターマークが表示されない点か異なります。
デスクトップには秘匿情報は表示しない為、画面の内容を見やすくしたいという場合にご利用ください。
ZOOMやMicrosoft Teams、Google Meet等で全画面共有をしても、ウィンドウ(プログラム)しても、ウォーターマークが表示されているウィンドウ(プログラム)には共有先にウォーターマークが表示されます。
(ユーザー画面上においてウォーターマークを表示しない設定にしているウィンドウ(プログラム)では、画面共有をしてもウォーターマーク(電子透かし)が表示されません。)
<メモ帳、Excelをウォーターマーク非表示設定した表示イメージ>
上記では、メモ帳およびExcelにはスクリーンウォーターマークが表示されないよう設定しています。
4.登録した一部ウィンドウにのみウォーターマーク(電子透かし)を表示
管理者が登録したプログラムにのみウォーターマークが表示されます。
前述の「デスクトップおよびすべてのウィンドウにウォーターマーク(電子透かし)を表示」、「登録したウィンドウを除いて、すべてのウィンドウにウォーターマーク(電子透かし)を表示」とは逆に、管理者が指定したウィンドウ(プログラム)にのみウォーターマークが表示されます。
秘匿情報を扱うプログラムが限定されていて、その他のプログラムを利用する際には作業しやすいよう、ウォーターマークを表示しないという場合にご利用ください。
ウィンドウ(プログラム)にウォーターマークが表示されいているので、ZOOMやMicrosoft Teams、Google Meet等で画面共有、ウィンドウ(プログラム)指定での共有時、どちらも共有先にウォーターマークが表示されます。
(ただし、ユーザー画面上においてウォーターマーク(電子透かし)を表示する設定にしているウィンドウ(プログラム)のみ、画面共有をした際にウォーターマーク(電子透かし)が表示されます。表示設定がされていないウィンドウ(プログラム)を画面共有しても、ウォーターマーク(電子透かし)は表示されません。)
<メモ帳、Excelのみ表示設定した表示イメージ>
上記では、メモ帳およびExcelにスクリーンウォーターマークが表示されるよう設定しています。
管理コンソールからの設定方法
Webコンソール(管理画面)から、「ポリシー管理」-「画面ウォーターマーク」と進み、変更したいポリシーの修正ボタンをクリックすることで設定することが出来ます。
前述の4つの表示方法の中から選択します。
- モニターにウォーターマーク(電子透かし)を表示
- デスクトップおよびすべてのウィンドウにウォーターマーク(電子透かし)を表示
- 登録したウィンドウを除いて、すべてのウィンドウにウォーターマーク(電子透かし)を表示(デスクトップにはウォーターマーク(電子透かし)が表示されません)
- 登録した一部ウィンドウにのみウォーターマーク(電子透かし)を表示
2と3の表示方法で、ウォーターマークを表示しないウィンドウ(プログラム)、4の表示方法でウォーターマーク(電子透かし)を表示するウィンドウ(プログラム)は、それぞれ画面上の青いリンクをクリックすると表示される画面で指定します。
2・3のウォーターマーク(電子透かし)を表示しないウィンドウ(プログラム)を指定する場合
4のウォーターマーク(電子透かし)を表示するウィンドウ(プログラム)を指定する場合
設定の保存完了後、ユーザーPCへ適用されます。
状況に合わせて使いやすくなった「スクリーンウォーターマーク」をご活用ください
今回のバージョンアップにより、状況に合わせて画面に表示するウォーターマーク(電子透かし)を変更することができるようになりました。
これで「画面に常ウォーターマークが表示されいてると作業の邪魔になる」という場合にも、可能な限り作業へ影響のない形でセキュリティ性を高めることが可能になります。
設定も管理コンソール(Webコンソール)から簡単に変更が可能です。
是非、Webミーティングでの情報漏えいを防ぐことができる、「スクリーンウォーターマーク」をご活用ください。
30日間の無償試用版もございますので、無償試用版お申込みページよりお申込みいただき、先ずはご利用ください。